今回は、プレーン超格子体とゲバール体の比較をし、それらの差異点と共通点の抽出を行ってみる。

まず、プレーン超格子体の44の位置に注目したい。

さて、興味深いことにゲバールについても同様のことがいえそうである。

ゲバールについていえば、それぞれ2組は同じ4数から構成されるので、乗次元にとどまらず、無限レベルのが発揮されることになる。この点ではプレーン超格子体の方に勝ち目はない。ゲバール体のWin。

では、4488にまで話を広げるとどうだろうか? 

ここでプレーン超格子体においてはマリス/タリス型が、そのまま88のポジションになっていたことを思い出しておこう。

超格子という構造の驚異数の世界への畏怖
そして、この
がはたらくのはまでである。では、ゲバールにも88が備わっているだろうか?

答えはイエスでもあり、ノーでもある
これを見てほしい。

ゲバール体:マリス/タリスアー呼吸周回

微弱ながらもは存在している。マリス領域とタリス領域の総和が一致。が、残念ながら乗以降の一致を見ることはない。この点ではプレーン超格子体の方に軍配があがる。

また、おなじことをアー呼吸マー呼吸に変換してみるとどうなるか?

ゲバール体:マリス/タリスマー呼吸周回

そう。消失。これはプレーン超格子体にも可能なことである。

プレーン超格子体ゲバール体ここまでの勝負。どう判断されるだろうか? ふむ。ゲバール体には16の構成数のうちに重複する格子数が数多くある。その点を割り引いて評価すると、やはりサプライジング性に関してはプレーン超格子体優勢ということになろうか? それになによりも、ゲバールの88の弱さに、若干の失望を感ぜざるをえない、そんな声もきこえてくる。

 

いや、ちょっと待ってほしい。

 

ゲバールのマリス/タリスには、まだ言い残したことがある。88乗以降における不一致の背後には相応の理由があるのである。これを見ていただきたい。

ゲバール体:マリス/タリス累乗差分

驚異の乗数生成力その力は次元にも及び、際限を知らない。このようなことは、とうていプレーン超格子体にはムリ。望みようのないことである。

そればかりでない。もう一つ。プレーン超格子体には不可能で、ゲバール体には可能な能力をご紹介したい。

ゲバール体:マリス/タリス型共鳴ヴェー呼吸/ヴュー呼吸

どうだろう。プレーン超格子体ゲバール体。これで五分と五分の戦いに持ち込めたと思う。いずれわたしたちは「驚きの格子体ランキング:TOP10」の集計を行うこともあろうかと思う。その際の判断の一助となれば幸いである。