ゲバール三つの核子体

これらはゲバールの乗数生成力の源といってもいいだろう。見てのとおりの単純構造でありながら、探れば探るほど深度をまし、わたしたちを遠くひきはなす。

今回は、核子体がみずからのボディを用いて、みずからの分身(派生体)を生み出す様子を観察してみたい。ご登場いただくのは、こちらの核子体。

あらためて眺めかえしてみても、ほんとうになんの変哲もない外見だ。むしろ、わたしたちを小馬鹿にしているといってもいい。いやいや、このように甘く見積もってしまうがゆえに、わたしたちはかれらをヴェールの向こう側にやすやすと逃してしまうのである。気をひきしめたい。

では、さっそく、かれらが秘している分身の術の一部をご覧いただこう。

ゲバール核子派生体(連積)13(マー呼吸)による乗数生成

わかっただろうか?
そう、ここでは連積という演算が用いられている。

これらの動きに注意して、こんどはアー呼吸を見ていただきたい。

ゲバール核子派生体(3連積)13(アー呼吸)による乗数生成

いまになって、おやと気づかれた方もおられよう。そう、ここで生み出されている核子派生体は、ゲボーの核子体の一つとまったくの同型

それゆえ、核子派生体の連積(マー/アー呼吸)乗数生成力については見るまでもないだろう。

ゲボー核子体(UP)連積(マー呼吸)乗数生成力

ゲボー核子体(UP)連積(アー呼吸)乗数生成力

どうだろう。
ぜひ、他の二つの核子体でもどうようのことをたしかめていただけたらと思う。ちなみに派生体生成の方法は以上に見たものが唯一というわけはけっしてない。あわせて探求してもらえれば幸いである。